塗装検証!ミッチャクロンとプラサフは必要?

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ミッチャクロンとプラサフ密着度検証 ハイエースDIY
ミッチャクロンとプラサフ密着度検証

今回の検証はタカラ塗料さんの塗料を車体に塗っていきます
その工程で足付けは何番が最適なのか?
ミッチャクロンやプラサフは必要なのか?
気になる検証を徹底的にやっていきます

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車の自家塗装ってちゃんとできるの?

タカラ塗料さんの塗料はお家でも簡単塗装ができちゃうって事で
我らのハイエースちゃんのイメチェンをしちゃおうと考えました

しかし車って安くないから、失敗して買い直すなんて事はできません
プロの塗装屋さんに任せればいいのだが
・予算的に厳しい
・経験として自分でやってみたい
・オリジナリティーを出したい
こんな方が自家塗装をやってみようと考えるでしょう
でも、車ってバッテリーやタイヤ交換、機械的な事なんて全然わからないのに
塗装なんてもっとわからないんじゃないか?
本当に素人でも簡単にできるのだろうか?
・塗装までの工程はどうしたらいいの?
・足付けって必要なの?
・密着度を上げる方法はあるの?
・自家塗装ではがれたりしない?
・綺麗にできる?
こんな不安要素が私たちはありました!!
そんな中でいきなり超巨大なハイエースの塗装をぶっつけ本番でできるのだろうか?

ねえねえ!塗装って素人がやっても
はがれたりしないの?

んー
やった事ないしわかんないw

プロみたいな専用の工具とかないけど
綺麗に塗れるのかな?

あー

それもやった事ないしわかんないw

ネットで見たけど足付けってあるよね

それってどのくらい車体を削るのかな

それもさ、やった事ないから

わからないんだよねw

うおおおおおおーーーーーーーーい!これじゃダメだろw
さすがにダメすぎるだろ
という事で私たちはプロにはなれないけど、少しでも理解を深めるために
タカラ塗料さんの塗料を使って、まずは車のドア1枚を使って検証することにしました
この検証は、その後の2人の人生を大きく変える事件へとなっていくのであった
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タカラ塗料さん

ハケやローラーで簡単に車を塗装できちゃうらしいのです

タカラ塗料さん公式ホームページ
※タカラ塗料さんサイトから引用
この内容を見ていたらなんだかできそうな気になってきちゃうんですよ
でも経験値は必要だ
よーし!
それでは検証の時間だー

ドア1枚を使って塗装検証

YouTubeなどで塗装の動画はあっても、動画になっているということは失敗はしていない
成功動画しかUPされていない!もし、どこかでミスを犯してしまったら
自分の車がヘンテコな塗装になっても嫌なので私たちは、車のドアを1枚用意しましたw

車のドア1枚で検証すれば納得いく塗装方法がわかるぜい!

まって!

なんで車のドアなんてあるの?

ふっふっふ!

こんな日が来ると思って用意したのさ

今のハイエースもシルバーだし
丁度いい検証ができるね

~今回の塗装検証は~
《 検証内容 》
タカラ塗料さんの塗装工程
足付け ⇒ 脱脂 ⇒ 塗装
◆足付けは何番が綺麗に塗装できるのか?
足付けなし #320 #600  #1000
◆密着度を上げる事ができるのか?
脱脂なし 脱脂のみ 脱脂+ミッチャクロン 脱脂+プラサフこの組み合わせ(16通り)で検証してみます

検証で使ったアイテムはコレだ

耐水サンドペーパー

耐水ペーパーとは書いて字の如く防水性のある紙やすりです
その他のやすりと比べるとざらつき具合や削った時の削り心地も異なります
磨き方に関してもその他の紙やすりなど異なり、耐水性と防水性を用いた「水研ぎ」も活用できますので、比較的便利な道具となっております
耐水ペーパーのメリット
・摩擦によって熱が生じにくい
・目詰まりのリスクが低い
・削った粉が飛ばない
車での研磨は耐水ペーパーで削られる事が多いです‼
また手での作業となりますので、研磨の際に摩擦熱でペーパーが熱を持ち作業困難になってしまいますが、耐水であるが故に水に付けながら研磨することが出来るので問題なく進行できます
使用したペーパーはこの番手となります
ペーパーには【 #1000#600#320 】と数字が付けられています
こちらは番手と言われ、やすりの粗さや細かさのレベルを示す数字です
番手の数字が小さい程目が粗くなり、より数字が大きい程目がきめ細かくなっていきます

ミッチャクロン

鉛やクロムなどの有害重金属を一切使用していない安全性の高い塗装下地となります
建築建材や車の塗装によく使われていますね!
アルミやステンレス、ガルバリウムなどの多種多様な建築建材や車素材に幅広く使用でき、密着性・耐久性に優れています

今回の検証目的にもありますが塗装をするのに足付けや下地が本当に必要なのか?
塗装をした方の失敗談を聞くと下地をしっかりしていないとうまく塗装できなかったり、剥がれやすかったり、綺麗に仕上がらなかった…

その下地の役目として抜擢したのがミッチャクロンとなります

ミッチャクロンのメリット
・素人でも下地作りが出来る
・ペーパー研ぎが一切不要で作業時間短縮
・表面張力を低下させて付着面を広げ、密着力UP
・塗装DIYが楽しく出来るようになった

説明書きではペーパーがけの必要はありません
油分、水分、汚れ、ゴミなどを取り除くだけでOK
あとはミッチャクロンを数回吹き付ける事で下地が完成してしまう

誰でも簡単に下地を作る事ができるのがミッチャクロンです

プラサフ

プラサフとは簡単に書くと、プライマーサフェイサーを合わせた略語なんです
英語だとprimer & surfacerという綴りになります
プライマーの『プラ』とサフェイサーの『サフ』でプラサフなんですが、これは別に覚えなくても問題なしw

プライマーとは
塗装の下地に膜を張って、上塗り塗料の密着性を向上させるもの
膜を張ることで、防錆効果も期待できるのでハイエースの錆防止にも使いました

上塗り塗料だけでも塗装はのりますが、爪のひっかき傷や簡単な擦れでも実際は塗料が剥がれてしまったりします!これだけは避けたいですよね
その剥がれを回避するための接着剤みたいなものと考えればOK‼

サフェイサーとは
下地材の表面を滑らかにするもの

サフェイサーを使う事でパテ埋めなどの細かな凹みや、ヤスリ痕を埋める事ができます
パテ部分の塗装の吸い込みも抑制する事ができます
ハイエースの腐食した部分にパテ埋めした際に使用しましたのでcheckして下さい

スプレーで簡単にできる超薄付けパテだと考えればOK‼

今回の検証目的にもありますが塗装をするのに足付けや下地が本当に必要なのか?
塗装をした方の失敗談を聞くと下地をしっかりしていないとうまく塗装できなかったり、剥がれやすかったり、綺麗に仕上がらなかった…

その下地の役目として続いて抜擢したのがプラサフとなります

プラサフのメリット
・素人でも下地作りが出来る
・ヤスリ跡などの埋め効果もあり
・上塗り塗料の密着性を向上させる
・防錆効果も期待できる代物

しっかりとプラサフが施工されていれば、下地もしっかりでき上がり、塗装のノリも良く仕上がるのではないでしょうか?
スプレータイプなので薄く薄く塗り広げる事ができ簡単な下地作りに繋がります
塗装DIYを失敗しないためにも、下地作りであるプラサフの工程をしっかり検証していきましょう

検証START

《 検証内容 》
タカラ塗料さんの塗装工程
足付け ⇒ 脱脂 ⇒ 塗装

この工程で密着度を上げるために

市販のミッチャクロンとプラサフを使って+αしたら密着度は上がるのか?

車のドアにサンドペーパーで足付け

写真:#320で足付け

塗装前の足付け作業として3種類のサンドペーパーで足付け
・1番上の段は足付けなし
・2段目が#320で足付け
・3段目が#600で足付け
・4段目が#1000で足付け
耐水ペーパーの使用で車体を削っていきます
この工程は塗装前に必ずやらなければならないらしい
写真:#600で足付け
写真:#1000で足付け
番号が大きくなるほど荒さがなくなり削るのが大変。
車のボディを凸凹にしていく為に全体を削るとなると1000
番はかなり体力が消耗しそう。
でもきめ細かいから綺麗に塗装できる可能性もある!!

脱脂していく

今回はタカラ塗料さんの脱脂剤を使わせていただきました!

タカラ塗料のワックスオフ

脱脂をする理由

脱脂は字のごとく、物体に残る脂(あぶら)を取る為に行います。
塗装やシール、テープを貼る際に物体に汚れや脂が付いていると粘着力が弱まり、本来のパフォーマンスを発揮することができません!
脱脂をすることによって、汚れや脂を拭き取ることで物体と塗装の間に不純物を無くし、本来のパフォーマンスまで引き上げてくれます!

ミッチャクロンで下地作り

検証工程:足付け+脱脂+ミッチャクロン
下地作りにミッチャクロンを吹きかけていきます。
ミッチャクロンは色もクリアで塗った場所がわからなくなるので、自身で把握しながら吹きかけていきましょう。
1〜2回時間を空けて吹きかければ下地は完成です!

プラサフで下地作り

検証工程:足付け+脱脂+プラサフ
下地にプラサフを吹き替えていきましょう
プラサフは強力な密着性と高い防錆力がある為期待値は高い。
色は様々な色がありますが、今回はシルバーのボディに合わせての色合いを使っています
プラサフも重ね塗りをする毎に10分ほど時間を置いて吹きかけてください。

タカラ塗料を塗装:マッドブラック

こちらを使って全行程の上から塗料を塗っていきます

今回は面積もドア1枚だったのでハケを使って、塗装していきました。
タカラ塗料はハケ、ローラー、スプレーと塗装での塗り方は様々な方法で行うことができます。

最大級のハイエースを全塗装!!
スプレーで自家塗装に挑戦してみたので見て下さいね

塗装の密着度を検証

今回はどのように密着度を図るのか…
塗装したボディにカッターで切り込みを入れていきました。
1センチ各に切り込みを入れたので、そのボディにテープを貼りって勢いよく剥がしていきます!

足付けなし/脱脂なし

画像左上:しっかり剥がれてしまいました

足付けなし/脱脂+ミッチャクロン

画像上:こちらも剥がれてしまっています

足付けなし/脱脂+プラサフ

画像右上:少し耐えました

このように16通りの検証を行っていきます
足付けがしていない状態での塗装は非常に剥がれやすく、危険だという事がこの検証でわかります。

では、続いての検証は

足付けはどの番が一番ベストなのか?
そしてどの下地が一番密着力があるのか?
こちらの動画をご覧になって下さい
塗料の密着度を測るために、1cm間隔でカッターの切り目をボディーに付けていきました
自分で車に傷をつけるのは悲しい
でも塗料の密着度を確かめるためにやむを得ないぞ
あとはセロハンテープとガムテープで塗料の付いている部分に力を加えてあげる
すると密着度が引くい部分ははがれてしまいますタカラ塗料さんの塗料は3度塗りをして塗料の厚さは十分にありましたが、しっかり足付けや脱脂をしないとこんなに簡単に塗料が剝がれてしまうんだと感心しました

検証を終えて

塗装検証をして気付いたのは
塗装前の工程が非常に大事だってこと

塗装って考えると、綺麗に塗料を塗る方法を
どうしたらいいのか?こっちを考えがちだけど
検証してビックリしたよね

こんなに足付けや脱脂が

塗装に重要だったとは…

私たち甘く見る所だったわw

でもこの結果で自信をもって塗装できるね

足付けと脱脂がかなり重要なので、下地をしっかり作る事
動画でも長くてUPできませんでしたが、ガムテープでの検証もしています
セロハンテープはある程度の粘着度ではありますが
ガムテープは強力なタイプですので、しっかり塗料がのっていないとガムテープに、へっついていしまいます!!この検証結果はInstagramの投稿で動画としてUPしていますのでcheckしてください
ガムテープでの密着度検証はInstagramにて結果報告しています!
バンバンライフ Instagram
今回の検証で大成功でした
今後塗装をする方は、しっかり見て足付けや脱脂の必要性を理解して頂ければと幸いです
また何か質問等ありましたら気軽にYoutubeのコメントにて投げかけてくださいね

最後まで読んでいただいた方へ

今回のテーマも最後までお読みいただき有難うございます
僕たちバンバンライフ(VanVan Life)は日本や世界を旅しながら楽しく生きていく
自由な生活や自由な時間を大切に、まだ見ぬ経験や景色を知る冒険をしていきます
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